アメリの映画は怖い!つまらないと噂も?あらすじ考察を解説

アメリの映画は怖い!つまらないと噂も?あらすじ考察を解説

2001年に公開された「アメリ」。

キャッチコピーは「幸せになる」。

パリ・モンマルトルを舞台に描かれ、映像美とブラック・ユーモアが混ざり合った作品です。

数々の賞を受賞し、世界中にクリームブリュレ旋風を巻き起こし当時話題に!

かわいらしい、おしゃれなフランス映画化と思いきや、一部では怖い映画と声が上がっています。

実は「アメリ」はオバケが出てくるホラー映画!?

 

ポスターはたしかに不気味な色合いで怖い印象・・・。

 

この記事では、「アメリ」がどのくらい怖い映画なのか、ホラー苦手な方でも鑑賞可能なのか詳しく解説していきます。

 

「アメリ」は怖い?あらすじを解説

「アメリ」は怖い?あらすじを解説

アメリは怖いという噂がありますが、詳しく解説していきます。

結論から言うと、「アメリ」は怖い要素(ホラーやスプラッタ映画の要素)はありませんでした!

「アメリ」のあらすじ

幼いころ父親に心臓病と誤診断され、学校にも通わせてもらえなかったアメリ。

友達もできず、妄想にふける毎日を過ごしていました。

大人になったアメリは実家を出て、パリのカフェで働き始めます。

他人とのコミュニケーションは苦手だったが、偶然発見した宝箱を持ち主に返したことをきっかけに、誰かを少しだけ幸せにすることに喜びを見出すように。

でも、自分の幸せにはまったく無頓着。

ある日、不思議な青年ニノに出会ったアメリはたちまち恋に落ちてしまうのだったが、アメリは自分の気持ちを素直にうち明けることが出来ず・・・

 

妄想好きのアメリ視点で描かれる少し奇妙な物語。

ですが、見た後は幸福感を与えてくれる作品です。

 

ジャンルとしては「ラブストーリー、ヒューマンドラマ」なのですが、一部では怖いという声も上がっています。

 

 

不気味な色合いのポスターのため、ホラー映画と勘違いする方も当時は多かったようです。

また、アメリ自身を気持ち悪いと感じた方もいたようです。

人を幸せにすることで自分の幸せを見出しましたが、手段が少しずれています。

いたずらしたり、嫌がらせをしたりするアメリを気味が悪いと思う方も多かったようです。

 

調べてみましたが、「アメリ」はホラーやスプラッタ映画の要素)はありませんでした!

少しポスターが不気味な色合いなので、ホラー映画と勘違いした人は何人かいたみたいです。

また、アメリの人を幸せにする方法が常識を超えているため、気持ち悪い、気味が悪いとなってしまったようですね。

 

映画「アメリ」はつまらない?

映画「アメリ」はつまらない?

日本でも大ヒットとなったフランス映画ですが、「つまらない」という声も多いようです。

本当につまらないのか解説していきます。

 

世界感が独特

街並み、インテリア、ファッション、全てにパリの魅力が詰め込まれています。

ノスタルジック雰囲気が素敵な作品です。

また色彩にもこだわっており、赤・黄・緑を基調とした世界観を作り上げているためカラフルな映像に疲れるといった声もありました。

 

おしゃれでかわいいというという意見もあったので、好き嫌いがはっきり分かれますね。

 

穏やかでゆっくりとした映画

物語が穏やかにゆるやかに進んでいきます。

物語が目まぐるしく展開していくような作品が好きな方は、退屈に感じてしまうかもしれません。

 

ですが、言い方を変えれば丁寧に繊細に描かれています!フランス映画の魅力のひとつ!

 

アメリの性格が理解できない

コミュニケーションが苦手だったアメリが、ある出来事がきっかけで人を喜ばせることに幸せを見出します。

不倫相手と出ていった夫を恨む妻に、アメリは夫への恨みを忘れさせるような嘘の手紙を書いて渡し、妻に幸せだったときを思い出させます。

さらに上司にいじめられている男性のために、上司の家に侵入し、いたずらをしてくるなど、あらゆる方法で人を幸せにしようとします。

 

ですが、方法がかなり過激・・・。

これを迷惑と感じ見ていてイライラしてしまう人も多いようです。

 

常識外れですが、人の幸せを願っての行動。少し不器用なところはアメリらしいですね!

 

映画「アメリ」の考察

映画「アメリ」の考察を行っていきます!

映画「アメリ」の考察

 

監督 ジャン=ピエール・ジュ

1997年のアメリカ映画「エイリアン4」で世界的に有名になりました。

ジュネ監督はほかにも不気味系の作品も多く手掛けているようです。

 

ほんわかとしたラブストーリーだけど、どこか不気味。「アメリ」がそんな作品なのも納得ですね。

 

配色

「アメリ」には「赤」と「緑」の2色がよく使われています。

この2色は色相環図で見れば正反対の色になります。

アメリは物事を、「好き」「嫌い」両極端に考えてしまう一面を持っています。

アメリが考える世界が二つに分けられているので、その表現手法として対になる「赤」と「緑」という2色に分けているのではないでしょうか?

 

おしゃれな色使いというだけでなく、アメリの心理も表していたのですね!

 

クレーム・ブリュレ

これはアメリ自身を表しているのではないでしょうか?

コミュニケーションが苦手なアメリは自分の殻に閉じこもっていましたが、他人を幸せにすることで、自分も幸せと感じることができました。

クリームブリュレのおこげが割れて、ふわりと中身がこぼれ落ちていくように、アメリも少しずつ殻を破って、人とコミュニケーションが取れるようになっていきます。

 

セリフ

情熱的、あるいは哲学的台詞が多いフランス映画。

言い回しが独特でおしゃれなのも「アメリ」の魅力です!

アメリの「あなたは野菜以下ね。野菜には芯(ハート)があるもの。」のセリフ。

きついことを言っているのにかわいらしく聞こえます。

 

日本人には馴染みがない言い回しなので、想像力が膨らみますね!

 

アメリの映画のまとめ

「アメリ」について解説してきました!

調べた結果、アメリはホラー映画のような怖さないようです。

ラブストーリー、ヒューマンドラマといったジャンルなのでオバケが苦手な方も楽しめます!

ですが、少し不気味な面もあるので注意が必要です。

 

また、好き嫌いが分かれる作品でもあります!

世界感が独特で、アメリの常識から外れた部分を嫌う方は多いようですね。

 

ですが、おしゃれでかわいい映画でもあります!

どのシーンにもノスタルジックなパリの魅力が詰め込まれていました。

見終わった後、幸福感に包まれるといった声も多数ありました!みなさんも幸せに包まれてみてはいかがでしょうか?

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